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岩手県雫石町 移住体験・交流ツアー
風間深志さんからのメッセージ!
【終了しました】

3月12日~13日開催の岩手県雫石町の移住体験・交流ツアーは、ゲストにNPO地球元気村代表で世界的な冒険家でもある風間深志さんをお迎えしてのスペシャルな内容になっています。民宿で雫石の郷土料理を、先輩移住者や風間さんと一緒につくったり、スノーシューハイキングを楽しんだりと盛りだくさんのプログラムです。今回、風間さんが雫石の100年コミュニティ構想について語ってくださったお話をご紹介いたします。

■風間深志さんのお話@地球元気村事務局(記録:関由美子)
3月のツアーと講演会のお願いに風間さんの事務所に伺ったときに、雫石の100年コミュニティ構想について語ってくださったお話です。

風間深志さん

 21世紀をどう生きていったらいいのかっていう大きなテーマについて、僕は地球を存続させるために、現代人は今の暮らしを捨て、昔の暮らしに戻ればいいというのではなくて現代文明社会を基盤としながら、どうやって自然(地球)とバランスをとって生きていく方向へシフトしていけるかが課題だと思う。そういった最も新しい人間の暮らし方のモデル、つまり文明と自然のハイブリッドをつくりだすような…は、具体的な実践はまだこれから。だから、それを雫石でできたらすごいことだと思う。

 雫石は、盛岡にも近いから、一般の人を呼び込みやすい。県都にも近いのに、自然が豊かあることは、そういうモデルとなる事業をとてもやりやい適地なんじゃないかな。仙台まではまだ空気が濁っている。盛岡まできてようやっと空気が澄んでくる。その上、東京まで新幹線ですぐいけるというのはいい。

 僕にとっての雫石はなんといっても、葛根田川の鮎釣り。いいポイントがたくさんある。僻地だと、自然は豊かだけれど、一般の人は呼び込みにくいのが課題になる。

 例えば、スタバない生活は考えられないとか、都会の価値観の人をも巻き込める場所が雫石の利点。世界中でまだモデルができていない、最も新しい人間の暮らし方を雫石で始めるとしたら……「雫石」という地名は始まりの地としての地名としてぴったり。雫の一滴から、未来へ続く暮らし方のモデル事業が始まる…!

 雫石は、これからの人間の生き方を実現させる条件が確かに整っている。過去に戻るのではなく、現代の文明・文化をそのままに、お金だけが価値でない幸せを尺度とした生きる価値をよりよいものとして捉えられる社会へとシフトしていきたい。

 ところで、右肩上がりの成長がとまったこれからの時代は「成熟」がキーワードだと思う。右肩下がりの高齢者が、住みやすく、生きやすく、幸せを感じながら生きていくための、マイナス成長を豊かに可能にする生活の場、コミュニティは必要で、求められていることなのに、コマーシャリズムの世界が優勢で、プラスの成長こそが価値あることとして取り上げられるばかり。

 しかし、人間が生きるとはそればかりではない。そうしたことを雫石でやれたらいい。数字での成果を追わない、第一次産業、自然などが、コマーシャリズムとは対極の幸せを図るものさしとなるような。僕の場合は、田舎で育って、日本各地、世界各地の自然をみてきたものとして、まず第一になによりも自然をベースとして、ものごとを考えるのが基本。都会しか知らない人と全くものの見方が違う。

 先週は、モンゴルにいって砂漠化しているエリアに植林をしてきた。モンゴルの遊牧民は地球環境の変動により、北へ北へと生きる場を追いやられている。経済の論理でいえば、最も底辺に置かれている人々。いつもそういう人間と自然の接点にたって社会の現象をみている。経済・収入が減っても幸せが増えるような、そんなコミュニティがあれば、これから年をとっていくだけ、世の中の隅で静かに暮らしていくだけでない、年を重ねながら益々心が満たされていく生き方を考えている。それを実現するには文化・教育が必要。年とともにだんだん弱っていくマイナスの部分も含めて、いのちのありようとして、こどもたちに何が幸せで、何を大切にしなければならないかという価値観を伝えるための教育システムは必要だと思っている。

ツアー詳細はこちら

> 雫石移住体験・交流ツアー(入門編)
● 3月12日(土)~13日(日) 【主催:岩手県雫石(しずくいし)町】

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